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「3つの対策」で、外壁は汚れにくくなる!?
「せっかく塗装工事をしたのだから、なるべく長く、美しく、保っていたい。」
誰しもが思うことですよね。塗装をする側も、真心を込めて塗ったものですので末永くお客様に使っていただきたいという思いがあります。
しかし実際のところ、どんな塗料を選ぶかである程度の塗膜の寿命は決まってきてしまい、寿命の長さと価格はおおよそ比例するというのが事実です。
ですが塗膜の寿命を引き上げることは難しいにせよ、寿命が来るまで美しい状態に保つことはできます。最後まで綺麗に保つためにも、そのための対策をしっかり取ることが大切です。
そこで今回は、外壁を汚れにくくする3つの対策をご紹介したいと思います!
まず初めに
対策を取る前に、外壁の汚れやすい場所と原因を知っておく必要があります。
汚れやすいポイントは、こちらの5点です。
窓枠等の出張った場所の下の雨だれ(埃、排気ガスなどのスス)

埃、排気ガスなどのススがお家の出張った部分に蓄積され、そこに雨が降ると汚れた水が壁を伝わって流れていきます。これは「雨だれ」や「雨筋」と呼ばれ、外壁を汚く見せてしまう大きな原因の1つです。
壁のカビ、コケ

コケやカビは胞子、湿気(水)、土(養分)の条件が揃うとあっという間に発生していきます。
日光が当たりにくい場所や湿気が多い場所は特に生えやすいです。画像のように、外壁を緑色に染めていってしまいます。
換気扇排気口の油汚れやヤニ
排気口付近には、フィルターでは除去出来なかった油汚れなどが付着しやすいです。また換気扇の下でタバコを吸っていると、ヤニ汚れが付着する事もあります。
屋根や外壁に落とされた鳥の糞等
鳥の糞は、屋根・外構・ベランダ・手すり・車・その他など場所を選ばずに降ってきます。鳥の糞にはウイルスだけでなく強い酸性の固形尿も混じっていますので、放置していると塗膜を溶かしてしまいます。
もらいサビ
金属のある場所にはサビが発生してきます。サビが発生してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、外壁に接触している部分に付着し始め外壁までも汚れていってしまいます。
汚れに対する3つの対策
意外なところ、普段は意識していないようなところが汚れやすいということをご理解いただけましたでしょうか。汚れやすい場所や原因について理解を深めた後は、いよいよ対策のご紹介です。
1.雨だれ対策(窓枠のサッシ周り等)
雨だれストッパー

雨だれ対策として、汚れを含んだ雨が壁をつたって落ちないようにする為の突起状の雨筋ストッパーというグッズがあります。壁に直接打ち込む必要があるため、塗装工事の後に知識のある施工業者に取り付けてもらうのがベストです。
2.コケやカビ対策
バイオ洗浄

外壁の汚れを業者に高圧洗浄してもらう方法です。洗浄剤を使った「バイオ洗浄」をすれば、根を張ったカビやコケも取り除けるため再発防止にもなるでしょう。
3.錆び対策
外壁材張り替え

そもそもの土台である耐用年数が長い外壁材に張り替えるという方法。特に樹脂系サイディングやタイル外壁は耐用年数が長いです。金属であれば、ステンレスやアルミニウム、ガルバリウムといった錆びにくい素材にしましょう。
さいごに
塗装を長く綺麗に保つために必要な3つの対策についてご紹介いたしました。どれも簡単な工程ではありませんが、この対策を行うか行わないかによって塗装の劣化進度はガラッと変わります。
ぜひ、これらのことを参考にして対策を考えてみてくださいね。
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