Blog 現場ブログ

悪徳業者にご注意を!

 

外壁塗装を行う際、気を付けていただきたいのはまず「業者選び」です。実はこの最初の業者選びによって塗装したことを後悔してしまう方が増えてきています・・・。工事の命運を分ける最初のご決断。どうか慎重に行ってくださいね。

 

 なぜ、悪徳業者が多いの? 

 

どうして塗装業界には悪徳業者が多いのか?

それは未だに、「塗装と言えばココ!」と思い浮かぶ会社が無いためです。塗装工事とはこうあるべき”というしっかりとしたモデルが無いので、「~の匠」「~塗装No.1」「~地域No.1」「~塗装名人」というように簡単に名乗れてしまいます。塗装業界は、一見すると会社の差別化が難しい業界と言えますね。

 

ありがちな4つの手口

 

①所在地を曖昧にする

本社や営業所、店舗の場所など、その会社に関わる住所を全て曖昧にする業者はまず怪しいと思ってよいでしょう。なぜなら、所在地が曖昧であればいつでも連絡を絶って逃げることができるからです。

「詳細な住所を教えない」「住所の表記がワンルームマンション」など、悪徳業者はあらゆる方法を使って所在を明かさないようにします。

こういった業者を見つけた際には、まず疑いの目を向けたほうがいいかもしれません。

 

②塗料をごまかす

使っている塗料をごまかすというのも、よく使われる手口の一つです。

「シリコン塗料」と言いながら、「アクリル塗料」や「合成塗料」など質を落とした塗料を使用します。使う塗料の値段を落として、利益を出すという手法ですね。

本来、シリコン塗料であれば耐用年数は12年~15年程度。しかしアクリル塗料になると3~5年程度まで下がってしまいます。耐用年数が経過し、ひび割れが起こる→塗装が剥げる→塗り直し という循環に繋げることもできるため、非常に悪質な手法です。

 

③大幅な値引き

「今なら半額!」や「〇〇%OFF!」など、目が引かれる大幅値引きを提示してくる業者も多くいます。

そもそも塗装工事は、「そこまで値引きができる商品やサービスではない」ということを念頭に置いてください。お家をしっかりと判断し、その上で各々に合ったお見積りを出しているため、大幅な値引きが行われることはありません。

値引きの裏では、使用すべき塗料の量を減らして材料費を下げていたり、本来は数日かかる工程を1日で終わらせてことで人件費を抑えていたりと、ご契約者様はわからないような細工をしていることも十分にあり得ます。

 

④追加工事

お住まいの状況によっては、「追加工事の必要がある」と工事が始まった後に発覚するケースもあります。

悪徳業者はこれを利用して、契約時には適正な見積額を提示しておき、工事を始めてから「追加工事代」として価格を吊り上げ請求するのです。

この手口であると本当に追加工事が必要になったのか、はたまた初めから騙そうとしていたかの見極めが難しくなってしまうため、非常に厄介です。

ですので、契約前に追加工事の可能性があるかをあらかじめ業者に確認することが大切です。追加工事が発生した際にも「どういった工事をするのか」「本当に必要な工事なのか」ということを詳しく尋ねるようにしてください。

 

まとめ

ここまで、悪徳業者がよく使う手口をご紹介してきました。こうした手口に引っかからないようにするためには「信頼でき、品質の高い塗装をする業者」を選ぶ必要があります。

 

信頼できるかできないかを判断する鍵は、工事の内容をよく掘り下げて質問すること。必要な質問に対し、誠心誠意お応えする業者であれば間違いはありません。

 

ご紹介した内容を参考に、ぜひ慎重な業者選びをしてみてくださいね。