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これで失敗しない!外壁塗装での色選び

一生に一度とも言えるような外壁塗装。やはり後悔したくありませんよね。

「今までと似た色にすべき?」「せっかくならイメージチェンジ?」などと、慎重になるが故に色んなアイデアが浮かび、迷ってしまう方も多いかと思います。

そこで今回は、”どんな選び方をすれば失敗のない外壁塗装ができるか”についてご紹介します!

まずはじめに

外壁塗装で失敗しないためには、下記の5つのステップを踏むことが大切になります。

①近隣の景観を見た上で、「調和させる」のか「目立たせる」のかその方向性を決める

②ご家族やご自身でどんな色にしたいのかイメージを言語化する

③イメージに合う色味を選び、最低でもA4サイズ以上の面積で確認する

④室内の蛍光灯ではなく、太陽光の下で朝・昼・夜の色味を確認する。

⑤カラーシミュレーション、または試し塗りをしてみる

ここから一つずつ解説していきます。

①近隣の景観を見た上で、「調和させる」のか「目立たせる」のかその方向性を決める

お住いの地域によっては「景観保護法」の関係から使用できる色が制限されることもあります。色選びを始める前に地域の法的制限の有無を確認しておきましょう。

その上で周囲の環境と照らし合わせ、どんな色にしていくべきかを判断します。

調和させたい場合

景観を損なわせたくない、近隣との調和を大切にしたいという方には、アイボリーやクリーム、ベージュ、グレーなどの淡い色味、明るくてナチュラルな系統の色味がおすすめです。

このような色味を用いると、自然な/親しみやすい/穏やかな/素朴な/あたたかいといった印象を与えられます。ですので無難な色と言えるでしょう。

  • 目立たせたい場合

周囲とは一味違った新鮮さを求めたい、パッと目を引くような華やかな外観にしたいという方には、ツートンカラーがおすすめです。

外壁をツートンカラーにする際には、2色の割合が6:4〜7:3程度になるように設定することが好ましいです。この比率にすることで、格段にバランスが良く見えます。

②ご家族やご自身でどんな色にしたいのかイメージを言語化する

おおよその方向性を決めたら、イメージを具体的に言語化していくとより明確になります。業者さんに迷わず伝えられますし、仕上がりとイメージとのギャップを無くすためにも、この工程は非常に大切です。

こちらの図も参考にしてみてください。

③イメージに合う色味を選び、最低でもA4サイズ以上の面積で確認する

「似ている色がたくさんあって、どれにしたらいいか分からない」という方は、必ず大きな資料の色見本で確認し、判断するようにしてください。

同じ”ベージュ”や”グレー”といっても、これだけの種類があります。

青が強い色味なのか、黄色が強い色味なのかによっても印象は全く異なります。拡大したものを見ると違いがはっきりしてくるので、比較をする際には大きなサイズで試してみてください。

④室内の蛍光灯ではなく、太陽光の下で朝・昼・夜の色味を確認する。

「大きなサイズで確認すればいいだけ?」というとそうでもありません。実際のイメージに近づけるためには、太陽光の下で、それぞれの時間帯での見え方を知っておく必要があります。

光の加減によって色の印象は変わりますし、蛍光灯の下であると青みが強く出てしまい、正しい色味を判断できなくなるためです。

後悔しないためにも、正しい見方で色選びをしてみてくださいね。

⑤カラーシミュレーション、または試し塗りをしてみる

具体的にイメージを定め、使いたい色味が決まったら、全体的なバランスを見るためにシュミレーションすることが大切です。

他の箇所とのバランスは取れているか?屋根と壁の組み合わせはおかしくないか?またツートンにする場合は配合のバランスはどうか?など全体像を把握する事で、塗り替え後のイメージが更に湧きやすくなります。

このように何プランか用意した上で比較してみるのもいいですね。

まとめ

ここまで、外壁塗装の色選びにおいて大切な5つのステップについてご説明してきました。

理想的な仕上がりになるよう、ぜひこの選び方を実践してみてください。

今回は色味やイメージからの選び方をご紹介しましたが、予算や塗装の耐久性などからも選んでいくことは可能です。

「それぞれの条件に合った選び方をしたい」や「うちにはどんな色・塗料が合いそう?」などのご相談はこちらで受け付けております。

ぜひお気軽にご相談くださいね。